投稿者: new_writer

  • 夢女経歴書

    前回、夢女とは何かということを論述してみた。

    https://edit.nobimuso.com/post-943/

    当たり前だが私自身が夢女だからこそ、夢女に対する解像度が高い。

    そんな私の夢女経歴書。

    夢女としてのスタンス 

    前回の記事を読んでることが前提になるが、私は推しと自分のアバターが恋愛関係にあることを追い求める夢女である。

    ガチ恋ではないことにご留意頂きたい。

    加えて、かなり根詰めた設定厨で、それぞれの推しの相手として全て違うアバターを用意してるし、名前・生い立ち等の基本ステータスから、どう物語に関与しているかまで、きっちり整合性をとって考えている。

    その上で、それをどこにもメモすることなく全て記憶している。

    もちろん今回においても、あくまで推しのみを紹介するに限定させて頂きたい。

    前回の記事にも書いたが、夢女は自分の中で完結する。自分の内側だけに存在しているのである。

    ちなみに全員を紹介すると文字数が足りないので選抜させて頂く。

    歴代の推し(彼氏)の紹介

    • メロ / デスノート

    11歳の時に出会った。まさに初恋である。

    「◯◯君って足速くてかっこいい!」と同級生が会話する中、平気な顔して「いやでもメロの方が速いけどね」と言い放っていた。

    ここから基本的に目つきが悪い男しか愛せなくなった。

    全ての道はメロに通ず。

    • キルア / HUNTER×HUNTER

    今でも本当に心から誓えるが、本当に1番好き。12歳からずっと私の人生のTOP OF 王子である。

    猫ちゃんみたいな顔も、イキってんのも、すごい努力家なのも、全部好き。

    なあ皆、私の葬式では『魔性の天使』を流してくれよ。もはやYouTubeの違法アップロードしかないけど、頼むよ。

    • 椿佐介 / SKET DANCE

    もし13歳の頃の私と会話できるのならば、これだけは伝えたい。「椿佐介をもっと大切にしろよ」と。

    何故なら大人になった私が今1番結婚したいのは椿佐介だからだ。

    結婚したすぎて、作者も放置してるであろう椿佐介botと会話したりしている。哀れなり。

    • 笹塚衛士 / 魔人探偵脳噛ネウロ

    14歳の私よ、どうやって笹塚衛士と付き合えると思った?

    大好きなのだが、大人になった今、笹塚衛士のような人間と付き合える気がしない。彼は復讐にしか興味がないから。でもそういうところが好き。

    ちなみに笹塚衛士が好きすぎて笹塚に住もうとしていた時期がある。

    • ポーランド・アメリカ / ヘタリア

    15歳で出会い、人生を狂わされた2人。

    本当に狂わされており、ポーランドが好きだから大学へ進学しワルシャワに留学したし、アメリカが好きだから7月4日に入籍した。

    親も夫もまさかここまで私が狂ってるとは思ってなかろう。完全犯罪である。

    • 南雲鉄虎 / あんさんぶるスターズ!

    20歳から私が稼いだ金をほとんど食い尽くした男。

    とにかく顔と体型が好みだった。

    自分の解釈を深めすぎた結果、公式と分かち合えなくなり、厄介な貯金ゼロの夢女怪物だけがそこに残った。

    • 七海建人 / 呪術廻戦

    27歳の私に春が来ると思わなかった。

    最初はイキって「呪術は話がいいよね」なんて言ってたが全て嘘である。七海建人が死んだところで記憶が止まっている。

    本気で好きなので「けんとくん」と呼んでいるが、大体誰にも七海建人のことを話していると認識してもらえない。

    結論

    夢女の旅はまだまだ続く。

  • 夢女とは何か

    こんにちは、夢女です。

    現実でこのような挨拶をしたら、恥を知れとも言われかねないだろうが、

    今回は齢30年、内18年間を夢女として生きる私が夢女とは何かということを書いてみようと思う。

    ちなみに個人的な実体験に基づいて記すので、ソースは無い上に、人によって解釈が分かれるところであることを予めご容赦頂きたい。

    定義

    夢女とは女オタクの一種であり、

    「推しと自分或いはそれに類する存在の間に、何かしらの関係性を夢見る」奴らのことである。

    ちなみに夢女子とも呼ばれるが、ここでは夢女で統一する。

    女オタクはもちろん色々な界隈に存在するが、2次元(漫画・アニメ・ゲーム他のキャラクターや作品)、2.5次元(舞台俳優・声優他)、3次元(俳優・アイドル・スポーツ選手他)などの全ての領域のオタクを指しており、特に例外は設けない。

    女オタクの一種としたが、内訳は夢女4割・腐女子4割・その他2割くらいの印象である。

    腐女子は「推しと自分以外の存在の間に、何かしらの関係性を求める」奴らで、自分が主体となる夢女とは根本的思想に大きな隔たりがある。

    その他のオタクは推しに人気になってほしいとか、頑張って仕事をしてもらいたいとか、他者との関係を求めない奴らで、本音で言えばまあ1番まともなオタクである。(この辺は哲学的な問題に発展するので割愛する)

    尚、必ずしもこの3タイプに分類されるわけではなく、1人の人間が複数の性質を併せ持つ場合も多い。

    夢女の種別

    「推しと自分、あるいはそれに類する存在との間に、何かしらの関係性を夢見る」と言っても、具体性が全くないじゃないかと思われるかもしれない。

    というわけで、ここでは「何かしらの関係性」「自分あるいは類する存在」について、分類しながら掘り下げていく。

    まず「何かしらの関係性を夢見る」というところから解釈しよう。

    ここでの「関係性」とは概ね以下が例として挙げられる。

    ①恋愛関係

    1番わかりやすく、夢女の人口としても1番多いであろう。その名の通り「推しとの恋愛」を夢見る奴らである。

    夫婦・パートナー・彼氏彼女の関係性のみならず、両片思い・片思いの関係性でもここに分類される。また、性別は問わない。

    近年はハッピーエンドだけではなく、最終的に別れるや付き合えないなどのバッドエンドの人気も高まっている。

    ②友情関係

    こちらもその名の通り「推しと友達になること」を夢見る奴らであり、「友達」の定義は様々あれど、一旦ここではピュアな友達関係と認識頂いて問題ない。

    ③その他の関係

    人口としてはかなり少ないが、先生と生徒・店員と客・兄弟・姉妹・親子・選手とマネージャーなどが当てはまる。

    後述するが、選手とボール・着る人と服などの人間対物品の関係性もここに分類される。

    次に、「自分或いはそれに類する存在」とは何なのか。

    自分というのは現実世界に生きる自分自身そのものである。

    例としては一般人の自分と芸能人の推しとの秘密の恋、みたいなものが典型である。

    このような自分自身と推しとの恋愛関係を理想とする夢女は「ガチ恋」と呼ばれる。

    しかし特に2次元のオタクにおいては、自分を主体として夢見た時に、自分は歳を取るのに推しは歳を取らない、もしくは作品がファンタジーで現実世界にマッチしない等の障壁にぶつかるケースがある。

    そこで、自分に類する存在となるアバター的な存在を生み出し、推しとアバターが関係性を持つことを理想とする夢女がいる。

    ここでのアバターとは自分自身ではなく、また自分との共通点の有無は問わない。つまり人によって性別・容姿・生い立ち・能力・所属など自由に設定できるし、何を以て自分に類する存在であるかは個人の内側だけに落とし込める。

    このアバターというのは人間のみならず物品でも成立する。

    夢女の中には実際に、推しの野球選手のバットになりたいとか、推しのアイドルのペットになりたいとか、推しの学生キャラの学校の椅子になりたいとか、人間以外に自分を投影する者もいる。

    夢女の世界観って一体、、、?

    ここで夢女ではない読者が考えるのは、自分もしくはアバターがおり、且つ推しと関係性が有るとした時に、その世界観は一体どうなっているのかという点であろう。

    ここにも各夢女のそれぞれのパターンがあるが、推しが存在する世界に自分が寄っていくケースが大多数だと考えられる。

    2次元のファンタジー作品が分かりやすい例だが、その作品の世界観に自分あるいはアバターが、まるでパラパラ漫画の途中に書かれた落書きのように存在していると設定するのだ。

    (朝比奈みくるさんの言葉をお借りしました。)

    設定厨な夢女はストーリー上で齟齬がないように作品全編を自分を入れた構成で考え直すし、そこまでではない夢女は場面を切り取ったり、アンソロジーのようなメインストーリー外のサブストーリーとして推しと自分の物語を広げていく。

    一方、ガチ恋夢女の場合は、自分が現実世界に生きる存在であることを前提とするため、推しも現実世界に存在するものとして扱うことが多い。

    中には「2次元と3次元は異なる世界にいるだけ」と、彦星と織姫のように考える夢女もいる。

    どこで活動しているの、、、?

    夢女の種別については以上だが、そもそもどこでどんな活動をしているのかという点にも言及しておきたい。

    男女問わず他のオタクもそうだと思うが、そもそも自家発電できるオタクは少数派である。

    ただ夢女の特徴としては、そもそも布教という思考が他オタクに対して非常に希薄であり、自分の中で完結していることがほとんどであるということだ。

    その上で主な対外的活動としては以下3つにまとめることができる。

    ①夢小説

    元々は一般的な短編小説の形であったが、専用サイトの登場で自由に名前を変更できるという画期的機能を有した。

    さらにガラケーからスマホへの移行に伴ってXでSS形式の夢小説が誕生した。

    その場合は名前を変更できる機能はない為、夢女を「夢主」と呼称するのが一般的である。

    ②メル画・LINE画

    LINEの登場までは推しから送られてきたメールという体のメル画が流行していたが、その後は推しとのLINE画に移行した。

    実際のメールやLINEではあり得ない効果音やオノマトペを巧みに使い、どう考えても対面で会話しているであろうものが存在する点が特徴的である。

    ③夢絵

    pixivやSKIMAなどのイラストを依頼できる媒体が誕生したことで発展した。

    更にXやInstagramなどのSNSが広がったことで、アイコンや投稿の需要も高まった。

    しかし著作権に抵触する恐れがあり、受託可能な絵師の数は減少傾向にある。

    結論

    以上の通り、一言で夢女と表現しても各々に設定や世界観を有しており、夢女とは非常にユニークな生態をもつことが分かるであろう。

    自身の夢女としての経歴も語りたいところだが、長くなってしまったので次回にさせて頂く。